大会長挨拶

 
第9回 北海道・東北臨床工学会
     


(北海道臨床工学技士会 常務理事 兼 道南支部 支部長)

謹啓

 関係各位の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃より公益社団法人 北海道臨床工学技士会の活動に多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 2020年から始まり、いまだ終息の兆しを見せていないCOVID-19 パンデミック。この間、世の中の状況は
大きく変化し、「New Normal」が定着した社会構造となり、医療従事者においては特に大きな制約とリスク
の中、これまで粛々とその責任を果たし、社会に貢献し続けてきました。皆様方の日々の力戦奮闘の対応に、
心からの感謝と敬意を表します。

 さて、そのような状況の中ではありますが、この度「第9回北海道・東北臨床工学会」を、2023年11月18日
(土)、19日(日)に、函館アリーナにて開催させて頂く事となりました。
 今回の学会テーマは「 絆 ~新時代の幕開けを函館から ~」とさせて頂きました。
このテーマには二つの思いを込めています。

 一つは、コロナ禍でいつしか疎遠化や希薄化してしまった、仕事を通じた友人や知人、仲間達との「絆」を
、ここ北海道函館の地に集結し、ふれあいを通じて深め合って欲しいという思い。もう一つは、1854年「箱館
」は200年以上の鎖国から、外国に開かれた「開港の街」です。法令改正により新たな時代を迎えた、私たち
臨床工学技士の幕開けを、ここ函館の地で共に迎えたいという思い。そして、本学会を通じ、臨床工学技士の
未来を創造する第一歩を、皆と共に踏み出したく考え、テーマとさせていただきました。

 函館は、異国情緒あふれる海の街、夜景の街、温泉の街、そして言わずと知れた観光の街です。東北の皆様
方においては新幹線を利用し、比較的来訪しやすい北海道の街でもあります。

「わくわくきたぜ北海道!来ればいっしょ函館へ!」北海道弁を交えた本学会のキャッチコピーですが、この
閉塞感を打ち破り、参加する前も、参加した後も、高揚感や充実感に満ち溢れ、皆様の心に深く刻まれる学会
となるよう、役員一同努力してまいりますので、是非たくさんの参加をお待ちしております。

                                            謹白