謹啓
時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本学会は、北海道内の臨床工学技士の技術研鑽および資質の向上を図るとともに、日頃の研究成果
が道民の医療、福祉の進歩充実に寄与することを目的としております。
さて、第36回北海道臨床工学会は、来る2025年11月23日(日)に北海道大学学術交流会館にて開
催すべく、鋭意準備を進めております。
近年、医療業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。また、コロナ禍以降、Webを利用した
勉強会やセミナーの開催など、学習環境の変化や参加方法の多様化が進んだことにより、本会におい
ても参加者の減少や費用面の問題など、変革が求められていると深く感じております。
そこで、今年度より理事をはじめ各支部長、各委員会委員を構成員とした「工学会WG」を立ち上
げ、新たな企画や取り組みを検討してまいりました。若手からシニア世代まで、会員の皆様に「北海
道臨床工学会に参加したい」と感じていただけるような、より魅力のある学会開催を目指し準備を進
めております。プログラムは、従来の受動的な講演形式だけでなく、参加型の企画も多数ご用意して
おりますので、活発な意見交換の場となることを期待しております。また、企業展示も例年通り企画
しており、各社の最新医療機器をご覧いただけます。
前述の通り、Web環境の進化により学習環境の多様化という恩恵を享受できる一方で、学会は社交
の場という側面も併せ持っております。以上の点を踏まえ、今年度の開催方法は現地開催のみとさせ
ていただきます。学会会場にて直接お会いし、活発な議論と懇親を深めるために、多くの皆様の第
36回北海道臨床工学会へのご参加を心よりお待ちしております。
謹白 |