北海道臨床工学技士会 団体賠償責任保険制度のご案内
現在、北海道臨床工学技士会の会員数は約820名でそのうちの約400名が日本臨床工学技士会に加入しておりますが、北海道臨床工学技士会の会員で日本臨床工学技士会に加入されていない約400名の会員の方々は賠償責任保険に加入せずに業務を行っているという怖ろしい現実があり、これは大いに憂慮すべき問題です。
すでに日本臨床工学技士会に入り、臨床工学技士責任賠償保険に加入している方はいいのですが、加入されずに仕事をしている方・・・今一度、ご自分の足下をみて下さい。臨床工学技士というリスクの高い仕事をしているのに責任賠償保険に加入せずに仕事をすることにあなたは何のリスクも感じませんか? 自動車の任意保険に入らずに車を運転するより、はるかにリスクが高いことは明かです。
あなたは絶対にミスを冒さない自信があるのですか? あなたがその場にいなくても、直接手を下さなくても責任を負わされる可能性もあります。時には理不尽な形で責任を追及されることも珍しくはなく、何が起こるかわからない状況です。自分で弁護士を立てて裁判に臨まなければならない事態も想定しなければなりません。裁判にかかる経費や賠償費用など莫大なお金がかかります。書類送検されて刑事上は不起訴となっても民事裁判は全くの別物です。民事裁判で数千万円もの賠償責任が生ずる可能性も十分にあり得ます。当事者ではなくても、チーム医療の一員として連帯責任を追及されることを想定すべきです。
賠償を含め、病院で全部やってくれるなんて甘っちょろい考えでは一生を棒に振ることにもなりかねません。
民事訴訟で5000万賠償しなさいと判決を受けて、即金で払える人以外は絶対に加入すべきです。
これは被害者とそのご家族の生活、そして自分と自分の家族を守るためにです。下手をすると自分で払いきれない賠償金を自分の子供にまで押しつけてしまうことにもなりかねません。これは臨床工学技士としての当然の社会的責任です。臨床工学技士というリスクの高い仕事をしている以上、この点はしっかりと自覚すべきです。
今までの責任賠償保険は道臨工と日臨工に加入しなければ入ることが出来ませんでしたが、当会は臨床工学技士の社会的責任と被害者救済を最優先に考え、当会独自の団体賠償保険をはじめることになりました。
平成24年9月1日よりはじまりますが、途中月での加入も可能となっております。
下図の月割り保険料を参照いただき、保険申込用票の受付と保険金の入金は毎月25日までに完了すると、翌月1日より保険が有効となります。
※保険料金月割り表(年間 5,040円)
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